知ってるようで知らない自動車部品

テクスチャー13

意外とその役割を知らないマイナーな自動車部品に「ラジエーターキャップ」があります。
ラジエーターキャップというと、ただラジエーターの冷却水が溢れないように蓋をしているだけと思っている人もいらっしゃると思いますが実はそれだけではあります。
ラジエーター内を密閉することで冷却水の圧力を高め冷却効率を上げるというのもラジエーターキャップの機能です。その仕組みを簡単に説明すると、圧力が高まることで水の沸点が高まり100°を越えても沸騰しなくなります。これにより、冷却水を液体のまま温度を高めることができ、冷却水と外気温との差が大きくなることで放熱効果も高まります。
ただし、ラジエーター内の圧力を上げ過ぎるとホースなどの冷却系パーツに負担が掛かり破損の恐れが出てきます。その圧力を加圧弁により調整しているのがラジエーターキャップです。
この圧力は高ければ高いほど冷却効果が多きくなりますが、ノーマルのラジエーターキャップはマージンを確保するために加圧弁が作動する圧力が低めに設定されています。そのため、設定圧力を高くすることで冷却機能をさらに上げることが可能になるため、加圧弁が開く圧力を高めたチューニング用ラジエーターキャップというものもあります。